青春18きっぷを失った残念なお話

東京オリンピック2020年大会開会式のその日、事件は起こりました。結論から話すと、青春18きっぷを失いました。

7月23日金曜日、東京は快晴。朝7時に起床した私は静岡限定のフラペチーノを飲みに行くには絶好の日だと思い18きっぷで沼津へ行くことを決定したのでした。

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そして王子駅18きっぷを購入、上野駅からは上野始発の熱海行き普通列車に乗り込みました。始発駅だったのでボックスシートに座ることができ、熱海まで景色を眺めながら優雅な旅が楽しめる...そう思いました。

 

小田原を過ぎて根府川駅付近に近づいたその時、窓枠に置いていた18きっぷが「カタン」と音を立て、窓と車体の隙間(下降窓が収まる戸袋)に18きっぷが落下しました。突然の出来事に3秒ほど思考が停止し、10秒ほどフリーズしたのち状況を理解し、絶望したのでした。

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そもそもなぜここに隙間があるのか。窓が完全に閉まっていれば隙間が発生しない為このような事故は起きないのですが、コロナ禍ということで窓開けをしており、中途半端に隙間が開いていたのでした。まあこれもコロナが無ければ...とか勝手に思ってます。

 

とりあえず熱海まで向かい、熱海の駅員に事情を説明...忙しかったようでお客様センターへ電話することを案内され帰りに電話してみると、駅員に詳しいことを相談してほしいとの指示をいただいたので降りた赤羽駅の忘れ物窓口で詳しく事情を説明しました。赤羽駅の駅員の方には忙しい中その車両の運用を調べたり関係各社への連絡をしていただいたのですが、入った場所が場所だけに検査時でないと開けることができないとのことなので、その車両が検査に入り次第捜索できるかどうか目処が立ち次第連絡していただけるとのことでした。

 

青春18きっぷは5回分を一枚の切符での販売で、お値段が12040円です。4回使用してあと一回分となれば諦めもつくのですがなんせ今回無くしたのが1回目の使用でして...期間内に無事見つかれば損害はあまりないのですが期間内に検査がない、もしくは車体を開けられないとなると約12000円ドブに捨てたということになりますのでなんとか無事に帰ってきて欲しいところです。

雨が入り込んだりする場所なので使える状態で見つかるとは思っていませんが...とにかく待つことしかできないので待つことにします。

 

対応していただいた熱海駅赤羽駅の駅員の方、忙しい中対応していただきありがとうございました...

 

皆さん切符の管理はしっかり行いましょうね...特に18きっぷ等の企画乗車券については再発行払い戻し不可のものが多いですので...

 

 

コロナで青春を失った私から青春18きっぷまで奪うとは神様も罪作りなものです...